MBLとは?
動きを使って気づきと学びを
引き出す教育プログラム
ムーブメント・ベース・ラーニング(Movement Based Learning)は、身体の動きや運動を通じて学習や教育を効率的に行うメソッドです。
MBLは、発達段階にそった身体の動きを繰り返し行うことで、感覚・感情・認知を強化する療育として、アメリカの教育学修士である、故セシリア・ケスター氏により創始されました。
日本国内では、乳幼児の発達促進や特別支援教育で活用される、心にも身体にも優しい技法です。福祉やリハビリテーションにも応用され、児童精神科・小児科等の医療現場でもBBAsの動きが広がりをみせています。
運動療育って?
通常体育やスポーツなどとの違い
運動とは・・・
子どもにとって運動は、運動は骨や筋肉の発達を促し、心身の健全な発育に欠かせないものです。
神経系の発達を支え、筋力向上や運動能力・バランス感覚を養います。
さらに、遊びを通じた運動は社会性や協調性を育み、ストレスの軽減や情緒の安定にも繋がります。
子どもが健康で豊かな人生を送るためには、日常的に適度な運動を取り入れることが重要です。
療育とは・・・
発達に凸凹のあるお子さんや障がいのあるお子さんに対して、個々のニーズを理解し困りごとへの解決法を提示し指導するだけでなく、将来の自立や社会参加を目指した支援を提供すること。
MBLでおこなう運動
ビルディング・ブロック・アクティビティ(BBAs)
ストレッチやタッピング、ビジョントレーニングなど、2人組で実践する8種類の運動で、ヨガやピラティスのような、ゆっくりとした動きで構成されています。本人の課題や目標に応じて、2〜3種類の動きを組み合わせて継続実施することで、発達を促進し学習効果を高めます。
MBLを学びたい方へ
日本MBL協会ではMBLを学べる講座を開催しています。詳しくは下記ページをご覧ください。