私、セシリア・ケスターは、22年にわたり「特別な支援を必要とする人たちのためのブレインジム講座（BG170公式4日間コース）」を教えるために世界中を旅しています。現在、講座で使用するテキストは、13ケ国語に翻訳され、その内容が多くの人たちに伝えられ広まりを見せています。
日本に於いては、この4年間で、3人のBG170インストラクターが誕生しています。さらに、講座の基本的な知識と支援となるビルディング・ブロック・アクティビティ（BBA）と呼ばれる動きを指導できる、ムーブメント・ベース・ラーニングプログラム（MBL）のインストラクターは70名を超えています。
日本国内では、MBLワークショップを教えるためのライセンス取得に関しては、2018年に日本MBL協会が発足し、資格取得を目指すみなさまへのサポートを行っています。加えて、講座情報のアップデートや有資格者のブラッシュアップ、資格更新時の取りまとめなど、MBLが日本で広まるための組織的な基盤づくりがなされています。
日本のみなさまであれば、折り紙で鶴を作るとすれば、正しい手順で折らなければ美しい作品にはならないことを御存知のことと思います。それと同様に、MBL講座で提供される内容が優れた基準を保っていくことは、私にとりましても最も重要テーマとなります。日本MBL協会は、MBLの内容をより深く理解し提供できるように、そしてインストラクターのためにサポートのために尽力しています。
子供達の人生に大きな変化をもたらすMBLのワークは、私達の暮らすコミュニティを支援しながら存続しているということです。私がいつも心にとめている素晴らしい言葉を紹介します。
「今から 100年」
どれだけ銀行に口座残高があったとか、どんな家に住んでいたとか、どんな車にのっていたのか、ということは重要ではなく、子供の人生において「どれほどの変化を生み出すことができたか」が私にとって一番大切です。講座の最後にいつも私が言う言葉を日本のみなさまに贈ります。
「Let us begin…」 さあ、みなさま始めましょう…
